ジオデシックドームのかたち

建物には、いろいろな形があります。
どのような理由でその形が決まるのでしょうか?
建物の用途、デザイン、環境との調和など、いろいろな理由があります。

ジオデシックドームは球に近い形をした建物です(ドームハウスは球の一部だけ使います)。

なぜ、ジオデシックドームはこのような形をしているのでしょうか?

ドームハウスの例



建物を建てる目的は、人が住んだり、荷物を収めたりする空間を手に入れることです。
建物を建てる」→「立体を使い空間を囲う」に置き換えて考えみましょう。

立体には、直方体、円錐、円柱、球などいろんな種類があり、私たちの周りにある建物はこれらの立体を組み合わせて形作られていますが、そのほとんどは、建てやすさやコスト等の理由から直方体を基本に造られています。


球        円錐       直方体



これらの立体を数学的な効率で比較すると、球は同じ体積の空間を最も小さな表面積で囲うことができ、最も効率のよい立体といえます。
表面積が小さいと、
  • 立体を作るための材料が少なくて済む
  • 軽く作ることができる
  • 内部の熱が逃げにくい

などのメリットがあります。また、球は外からの力に対して支える力がとても強いので、丈夫な建物を造ることができます。玉子の殻が薄くてもとても丈夫なのも同じ理由です。